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前を向いて生きる!ウガンダ視察レポート

  • ドリプラ最新動向
  • 2010年10月13日

こんにちは。
ドリプラ実行委員会 田島亜希子です。
主にドリプラを世界中に伝え広げる活動をしています。

2010年8月8日~8月16日の日程で、私は特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスのウガンダ事業視察ツアーに参加しました。
テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目的に2001年10月に設立された団体です。
ドリームプラン・プレゼンテーション(以下、ドリプラ)のコメンテーターでもある鬼丸昌也さんが代表理事を務めています。
団体名称のテラはラテン語で「地球」、ルネッサンスは英語で「再生、復興」という意味があり、テラ・ルネッサンスという名称には「よみがえる・蘇生する」といった意味が込められているそうです。

現地レポート

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初めて降りたつウガンダの地。
本人撮影のため、映っておらず。左から二人目が、理事長の鬼丸さん。

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今回訪問したウガンダでは、テラ・ルネッサンスが支援している元・子ども兵の社会復帰支援を行っている施設を見学しにいきました。
みなさんは子ども兵を知っていますか?
子ども兵とは「正規、非正規を問わず、あらゆる軍隊に所属する18歳未満の子どものこと」を言います。
そこには、少年だけでなく、少女も含まれています。そして、子ども兵はアジア、アフリカ、中東、中南米などの紛争地域で現在も確認されており、世界で少なくとも25万人以上いると言われています。

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ウガンダは、アフリカ大陸の東側、赤道に近いところにあります。ウガンダまでは、日本からドバイを経由していきます。空港があるエンテベから首都カンパラまでは車で1時間、そこから車で約6時間移動して施設のある北部のグル県に行きます。
ウガンダに降りてまず印象的だったのが、赤い大地。アフリカは赤土のため大地の色が赤いのです。また首都カンパラでは、日本語で株式会社○○と書かれたトラックや日本製の車がたくさん走っているのが印象的でした。
首都カンパラで一泊したあと、車で6時間くらいかけて、グル県に行きました。途中の休憩地点であるサービスエリアでは、おいしい昼食をいただきました。キャッサバと牛肉がこの日のお昼でした。

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グル県にある元子ども兵の施設につくと、大歓迎を受けました。
私たちが車で着くのを待っているかのように歌声が施設から聞こえてきました。
私たちを出迎えてくれたのは、躍動感のある歌と踊り、そして最高の笑顔でした。この日のために一生懸命練習したのがわかるのと、心から私たちのことを歓迎しているのが感じられて、思わず感動して涙がでてきました。過去を感じさせない屈託のない明るさと、前に進む力強さを感じたのです。

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何人かの元子ども兵に「あなたの夢は?」という質問をしました。
ここには、子どもを連れて戻ってきた女性がたくさんいます。彼女たちは、自分が自立することはもちろんですが、子どもたちのためにも技術を学んで自立しようとしています。
「私の夢は家を建てることです。そして土地をもつことです。だって家があって土地があったら、自分で自立できるでしょ。土地を耕せば食べ物が作れるし、家があればお洋服だって作ったりできるわ。なにより私の子どもが貧困に困ることなく生活できるわ。」

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もう一人の夢も紹介しましょう。
「ここで学び始めてから私は自立できました。洋裁の技術も学んでいるので、この技術を使って自立して私はこれから2人の子供を育ていきたいと思います。そしていつか私のような人のために、私も人の自立を応援する活動をしたい。」

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彼らは、前を向いていきています。未来をむいて生きています。彼女たちは、過去を嘆いてはいません。
「夢は国境や宗教をこえる」
世界中の人が夢を語ってそして、世界中の人が応援し合うような社会になったらどんなに素晴らしいでしょう。
私たちにできることは何かあるのでしょうか。ウガンダという遠い国の話は、私たちには関係ないことでしょうか。
でも実は遠い国で起こっていることは、私たちと密接にかかわっています。経済や政治もそうかもしれません。

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代表の鬼丸さんはこう言います。
「もし、世界で起こっていることが、自分と少しでも関わっていると思ったらどうですか?経済も政治も、今食べている食べ物だって世界中のいろいろなところから輸入されているものです。少しでも関わっているのなら、まずは自分が少しでも変わったらもしかしたら世界も少し変わるかもしれません」
今回、私は、ウガンダに行って感じたことや、テラ・ルネッサンスを通して知ったことをこうやって伝えています。この文章を通じて何か少しでも知ることができたら、うれしいです。

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私たちの活動であるドリームプラン・プレゼンテーションではプレミアムチケット(社会貢献型チケット)を販売しています。
遠い国ウガンダの元子ども兵もたくさん夢があります。そして自立することを夢見ています。
彼女たちが自立したとき、きっと子どもたちは、そんな大人をみて夢をもつことができるでしょう。
ドリプラでは、会場に足を運ばれる方はもちろん、ここに来ることができない人の夢も応援できるようなイベントにしたいと考えています。

もし私たちが夢を自由に語れて、仲間の夢を応援することができたら、いつか国境や宗教をこえて世界中のみんなが夢を語るような社会になると思います。
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最後に夢を語ることは大変勇気のいることだと思います。
「自分の夢を聞いてもらえるならみんなの前で語りたい」
そう言ってたウガンダの元子ども兵たちが印象的でした。

すべての人が夢を語る社会にむけて。

ありがとうございました。
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テラ・ルネッサンスのホームページ
URL:http://www.terra-r.jp/

テラ・ルネッサンスの活動が書いてある著書
『ぼくは13歳 職業、兵士。〜あなたが戦争のある村で生まれたら〜』(合同出版/05年)
『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した 〜小さな「積み重ね」があなたの未来を動かす〜(こう書房/08年)

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